とうとうその日が来ました。 こんな日が来るなんて想像もしていませんでしたが、いつかは来ることを覚悟はしていました。 そう、15年と半年、ドイツから新車並行輸入したアルファ156 2.0 Twin Spark、お別れすることにしました。 この車と出会った時はまだフィルムカメラを使っていたそんな時代です。15年経って周辺環境は大きく変わっても、このアルファロメオ156のデザインは全く色褪せることなく、現在もしっかりと活きています。だって本当に格好いい。360度どこから眺めても、素晴らしい。こんな車他にありますか?僕はないと断言できます。それほどこのアルファ156という車は僕や家族を虜にしてくれました。 たった60,000Kmしか走ってあげることができなかった、これだけが唯一の悔いです。 なんで今回お別れすることになったか、それは昨年夏に悩まされたフロント足回りのコトコトです。カワイイ音がするだけではなく、時にはハンドリングに影響しました。致命的ではない、だけど乗っていて不快な音と振動。 これが気温が涼しくなった秋頃から全く音がしなくなり、治ったのか?とさえ思ったのですが、最近暖かくなり、気温が28度を超えるぐらいから、コトコトと音がなりはじめます。 昨年は、なんどかショップ、ディーラーと相談していろいろとやってみたのですが、異音というのは切り分けが難しく完治させることができませんでした。根気よく、夏の暑い日に再度トライすれば治るかもしれません。ただ、そう根気も続きません。 もう一つ理由が。 次の候補車を見に行ったそのショップの店長さんが、なんと私のアルファ156を新車並行してくれたショップの元従業員だったのです。そう、その会社はとうの昔に解散したのですが、その従業員が横浜で立ち上げたショップだったのです。そう、今も海外から並行輸入を行っています。 私のアルファ156の車検証カバーをみて、あれ!!??っとなり、話をしていくと、そんな事実が。正直運命を感じました。 そんなわけで別れることを決断し、、本日ラストランで湘南に行って、有名な写真スポットで最後の写真をとってきたわけです。お気に入りは七里ヶ浜高校前で海をバックに取った写真。 そしてその帰りに、実は事件...