アルファ156 よくあるトラブル
アルファ156、ネット上で言われている一般的なトラブルも含めまとめ。
Google検索で上位にヒットするページでもあるので、誤解がないよう言っておくと、アルファ156は壊れやすいかというとNOである。そりゃパーツの一つ一つみていけば信頼性に欠ける部分はあるが、初期ロットを除けば信頼性はあがっているし、壊れる部分というのはある程度消耗品として割り切る必要がある部分もある。
つまり、「常識の範囲で壊れる」のである(笑)。
ということで、この魅力的なデザインをまとったアルファロメオを時々悩ませるトラブルも含め愛してやまないオーナーの為に少しまとめてみる。ちなみに私はTwinSparkオーナーであるため、V6にありがちな問題は殆どケアされていないことはご了承頂きたい。
Google検索で上位にヒットするページでもあるので、誤解がないよう言っておくと、アルファ156は壊れやすいかというとNOである。そりゃパーツの一つ一つみていけば信頼性に欠ける部分はあるが、初期ロットを除けば信頼性はあがっているし、壊れる部分というのはある程度消耗品として割り切る必要がある部分もある。
つまり、「常識の範囲で壊れる」のである(笑)。
ということで、この魅力的なデザインをまとったアルファロメオを時々悩ませるトラブルも含め愛してやまないオーナーの為に少しまとめてみる。ちなみに私はTwinSparkオーナーであるため、V6にありがちな問題は殆どケアされていないことはご了承頂きたい。
- エアコンが効かない(夏)
- 事象
- 夏の冷房が効かない
- 原因
- 不具合ではなく、そもそもキャパシティ、風量が少ない
- 対策
- 我慢するしかない
- もしくは、エアコン吹き出し口を加工して風量をアップさせる
- 添加剤を入れて気を紛らせる
- エアコンが効かない(冬)
- 事象
- 暖房が効かない
- 原因
- サーモスタットが壊れている可能性が高い --> サーモスタット故障を参照
- エアバックランプの点灯
- 事象
- コンソールのエアバックランプが点灯したままになる
- 原因
- 助手席のエアバックセンサーの接触に問題
- この問題は右ハンドル車に出るもの?左ハンドルの私の156では一度もない。
- 対策
- 対策はないらしいが、ディーラーでアルファダイアグによりキャンセルしてもらう。但し、それでも再発することも多いらしい。
- 車内水漏れ
- 事象
- 車内が水浸しに
- これも私の156では発生していない
- 原因
- エアコンのドレインホースの取り回しが問題
- 98年〜99年モデルの初期に報告された問題
- 対策
- ドレインホースの取り回しを見直す
- ブレーキマスターシリンダートラブル
- 事象
- マスターシリンダーが宙ぶらりんに
- これも私の156では発生していない
- 原因
- マスターシリンダーの取り付け部の樹脂が折れて、シリンダーが宙ぶらりんになるトラブル。
- これも98年〜99年初期にみられた問題。
- 対策
- リコール届があった模様。対策品への交換。
- フロントバンパーが膨張
- 事象
- 夏などの暑い日に熱で膨張してチリが合わなくなるという問題。冷えると元に戻る。
- これも私の156では発生していない
- 原因と対策
- なし?
- フューエルボックスのカバー脱落
- 事象
- 運転席側のフューエルボックスのカバーが脱落する
- 原因
- デザイン(設計)の問題
- 対策
- 対策品への交換。もしくは自分で工夫するしかない
- 私はタイラップを駆使して外れにくいように工夫
- 給油時のガソリン漏れ
- 事象
- 給油中にガソリンが溢れ出るという話
- これも私の156では発生していない
- 原因
- もともと欧州は給油口の径が小さく、日本のガソリンスタンドのノズルの場合はエアの抜け口が十分に確保できないことが原因らしい
- 対策
- 給油時はストッパーで給油が停止したらそれ以上入れない
- 私の場合
- 99%セルフで入れるのだが、これまで溢れたことはない
- ウィンドウレギュレーター故障
- 事象
- パワーウインドウの上下時にカラカラっと音がして、最悪はウィンドウの脱落(?)
- 原因
- ウィンドウレギュレーターの破損
- 対策
- 交換しかない。但し私の場合は、この破損を確認したものの、そのまま放置。今のところ問題なし。
- サーモスタット故障
- 事象
- 水温計が低温を示す
- 原因
- サーモスタットが開きっぱなしになる
- 対策
- 消耗品と割り切り交換
- 燃料ポンプ
- 事象
- 車内がガソリン臭い
- 原因
- 劣化によって燃料ポンプからガソリンが漏れる
- 対策
- 消耗品としてわりきって定期的にチェック、交換した方がいい
- 私の場合
- 約9年経過してから発生した問題。パーツを仕入れてDIYにて交換。
- エンジンオイル漏れ
- 事象
- 下回りからエンジンオイルリーク
- 原因
- TSエンジンによくあるトラブル
- バランスシャフトゴムキャップ(蓋)から浸透性の高いオイルの場合は漏れてしまう
- 対策
- 修理しかなかろう
- フロントからコトコト音
- 事象
- スタビリンクがヘタってコトコト音がする
- 原因
- パーツの劣化による
- 対策
- そのまま乗っていても問題ないと思われるが、この時点で足回りに締まりがなく、乗り心地の劣化を感じる。消耗品と考え定期的に交換するしかない。
- 私の場合
- 9年、3万5千Kmぐらいから感じるようになった。
- 11年目、4万2千Kmで交換。
- フロントからゴトゴト音
- 事象
- 特に低速走行時にゴトゴト、コンコン音がする
- ハンドルがとられるてフィーリングが悪くなる
- 原因
- フロントアッパーアームのヘタリ
- 対策
- 交換っきゃない
- 15年、5万6千Kmぐらいで急に音がし始めた
- 私の場合は実は交換しても治っていない・・orz 原因不明で放置
- ドアミラーがゆるゆるに
- 事象
- 手による可倒式なアルファ156のドアミラーだが、経年劣化によるものか、このドアミラーがゆるゆるになる
- 原因
- ミラーとその台座を固定している部分が外れる。無理がある構造となっていていつ起きてもおかしくない。
- 対策
- このトラブルに遭遇しないためには、できるだけ日頃からミラーを倒さないこと(笑)。不幸にもトラブルに遭遇したらアッセンブルでミラーを交換するか、ミラーと台座を固定してしまう。ミラーは、ネットオークションでも度々出品されており5000円ぐらいから手に入るが、いずれも構造上の問題であるため特に中古のミラーを購入した場合は、同じ問題が発生する可能性がある。よって、なにかしら発生しないようにするためには固定してしまうのも手。
- 私の場合
- 左ミラーで発生。タイラップで固定してしまった。
- リアトランクのヒンジ外れ
- 事象
- ヒンジ部分が外れ、ダンパーが外れてしまう
- 原因
- 不明だが、経年劣化か?
- 対策
- 交換が無難
- 溶接という手もあるかも
- 自分の場合は、とりあえずダンパーを外して、片側のダンパーだけで放置
- 結局一年半後に交換。リアダンパー一本だと支えきれないので、早めの交換がベター
- 内装がべたべた/ベタベタ
- 事象
- 内装の黒い樹脂部分がべたべたする
- 原因
- 経年劣化
- 対策
- 青空駐車する人は、カーカバーをする、もしくはサンバイザーを使う習慣を。
- ちなみに13年を経過した私のアルファ156は、カーカバーを使っているおかげで全くもってベタつくことはない。
- ベタついちゃった人、ベタつきを剥ぐ方法があるようで、例えばこのサイトの例の方のように頑張るしか無い。
- オルターネーター
- 事象
- バッテリーが充電されなくなり各種電装機器の電圧が低下
- 僕の場合はオルターネーターかは100%わかっていないが、パワステが効かない、エンジンが吹けなくなる、バッテリーランプ、サイドブレーキ、エアバック、ABSのアラームが点灯
- 原因
- 寿命
- 対策
- 突然やってきますので、例えば10年、10万キロ走ったら交換するなど予防的な処置が必要かもしれません
- 発生してしまったら不動車になる確率が非常に高いので要注意
- 僕の場合は15年半、6万500Kmでその日がやってきました
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