Alfa 156ウインドーレギュレータ故障
異音とは、ウィンドウを全開時から上げる際に"カチャカチャ"というもの。何かのパーツがウィンドウガラスを擦っているような音である。
実はドアの内張りを剥ぐのは始めて。メンテナンス時は良くお世話になっているWeb ka-bo-さんのHPを参考にしながら作業を進めていく。
さして難しい事は無く、強いて言えば、内張りに張ってある防水シートを剥ぐのに難儀したぐらい。
まずはミラー付け根にある三角の内張りを外す。マイナスドライバーに当て布をしてコジればとれる。
次にドアノブを外すのだが、これも簡単。
次にパワーウィンドウスイッチ部分を外す。これは六角レンチを使うのだが、ラチェットがあると便利。
次にスピーカーを外す。4箇所のネジを外せば簡単に取れる。
ここまでくれば内張りを外せるのだが、これもマイナスドライバーに当て布をしてコジっていく。以外にも簡単に外せる。
後は防水シートを剥がすだけなのだが、こいつが以外に苦労する。破かないようにゆっくり、それでいて力がいる作業。
さて、結果は、、
予想通り。レギュレータのドアを上げ下げする黄色いパーツが半分折れていた。全く同じ症状を別の方の複数のサイトで見たことがある。ということは気づいていないものも含めると多くのオーナーがこれを経験しているかもしれない。
本来はこんな感じだったのがポッキリ。
駄目もとで瞬間接着剤で固定するも、全閉時に”パキっ"っと鈍い音を立ててまた外れてしまった。やっぱりこの程度の接着力ではそのテンションには耐えられないようだ。
しっかし、えらくチャチなパラスチック製の部品だ。自分が設計者だったらウィンドウの上げ下げを1000回実施してそのパーツの疲労具合を見るだろう。
しかもこれを交換するにはアッセンブリーしかないようで、パーツ代が数万するらしい。
だけど、よーく観察してみると、そこの部分が折れていても然程影響はなさそうだ。確かに残る部分へのテンションは強くなっていると思われるが、直ぐにどうなるということでもなさそう。
そう判断して(そうするしかないのだが)今回は折れたパーツだけ回収して現状維持とした。
これでウィンドウ操作時にカチャカチャいうことはなくなったのでよしとするか。
同じ症状をご経験されている方
http://d.hatena.ne.jp/ashura156/20081106
http://pekoe156.blog22.fc2.com/blog-entry-160.html
http://minkara.carview.co.jp/userid/262274/blog/6168913/
コメント
やはりこれは耐久性の問題のようですね。リコール対象にならないのかな・・(当方のは並行ものですのでリコール対象になっても無償交換は望めませんが(苦笑))
ちなみに現在全く問題なく動作しています。ガラスが落ちるようなことはありません。交換ってなるといくらかかるんでしょうね。(2009.10.19)